山手歯科クリニックです。
本日は「大人になってからも歯並びが変わる理由」についてお話しします。
1:親知らず
多くの方は親知らずを抜歯した経験があるかと思います。親知らずを抜くと、その部分にスペースができることで、残っている歯の自然な歯並びがずれてしまうことがあります。そのまま放置しておくと歯並びに悪い影響を与えてしまう可能性もあるのです。
また、親知らずを抜かないと、口の奥にある歯が手前の歯を前方に押し出すことになります。このケースも、結果的に歯並びが悪くなってしまうことがあります。
2:歯ぎしり
歯ぎしりをする際、歯には大きな力がかかっています。一説によると、約150kgの力がかかる場合もあるとも言われています。この力は、クルミを自分の歯で割るのとほぼ同じであり、お相撲さんの体重を支えるのと同じようなレベルです。
これほどの力がかかるのですから、歯ぎしりによって歯並びがずれてしまうことも珍しくありません。
3:歯周病
舌で触った時に歯がずれるような感覚がある場合は、歯周病の可能性があります。歯周病になると、歯茎の中に埋まっている歯槽骨という部分が溶けることがあります。そのため、歯並びが悪くなったり、噛み合わせに支障が出たりすることがあります。
歯周病は、歯が徐々に歯ぐきの中に沈んでいくことから始まるので、気づかないうちに歯周病に冒されている可能性もありますので、普段から注意が必要です。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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